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2015.01.07更新

こんにちは。I・Sデンタルクリニックの市川です。

 

今日は歯周病についてのお話です。

歯周病は、静かに進行する病気です。初期の段階では自覚症状がほとんどないため、歯周病の症状を理由に受診される方はほとんどいらっしゃいません。

ですが、歯科医院で歯の状態のチェックを受けることで、歯周ポケットの深さなど、歯周病の進行具合を調べることができます。

歯周病は、下記のような段階で進行していきます。

 

まず、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)が広がっていきます。その広がった歯周ポケットに細菌が侵入し、歯肉に炎症を引き起こし、これが「歯肉炎」と呼ばれる状態です。食習慣やみがき残しによって口の中にたまったプラークに、歯周病を引き起こす細菌が入り込み、歯肉炎となるのです。

歯肉炎によって歯周ポケットがより深くなり、歯の露出が多くなってきます。この状態がさらに進行すると、歯がグラグラしたり、ひどい場合には、歯が抜け落ちたりしてしまいます。これが「歯周炎」です。

ですから、できるだけ歯肉炎の段階で、歯周病を食い止める必要があります。ですが歯肉炎には、自覚症状がほとんどないため、ご自身でのケアはとても難しいもの。そこで必要になってくるのは、歯科医院における歯の状態のチェックなのです。

 

一度当院で歯の状態の検査をお受けになり、今後のことも含めて、大切な歯のこと、考えてみませんか?

投稿者: I・Sデンタルクリニック

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